雑誌のバックナンバーを初購入

気になる作家さんの存在があります。
本の内容やテーマは深く、関心はあるものの、
文体がどうにもあわない。
ですから本を買うまでには至らず、
なんだかモンモンとした気分のままいるのです。
出版している本はベストセラーであるし、
多くの作品を世に出し続けていることを考えても
優れた作家さんであることは間違いないのでしょう。
それゆえ本屋に行く度、
視界のはしっこで捉えてしまうのです。
意を決してパラパラとページをめくることもあるけれど、
やっぱり違和感がぬぐえず、そっと棚に戻してしまう。
そんなこんなをかれこれ数年も続けている有様。
昨年末、その作家さんが特集されている雑誌があって、
いつものごとく迷っている間に
書店では売り切れてしまっていました。
インタビュー記事の概要を見てしまってからは、
どうにも落ち着かなくて、
結局、Amazonでバックナンバーを初購入。
過去にもこういう作家さんがひとりいました。
その方の場合、本は買って読みましたね。
そして読み終えるたび、よくわからないという感想を抱きつつ、
なぜだか中毒のように手に取ってしまうのです。
こうしたジレンマを抱えることも、
ある種の楽しみでもあったりするから、
つづくく人って可笑しいな、と感じたりするのでした。
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